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title: AIクローラー向けレンダリングページで価格情報が古いまま残る問題
url: https://www.elseif.net/ja/ai-35
published: 2026-10-29T04:03:32+00:00
language: ja
section: ハーネス
source: https://habr.com/ru/articles/1099298/?utm_campaign=1099298&utm_source=habrahabr&utm_medium=rss
organizations: Profound, Vercel, MERJ, Google, OpenAI, HUMAN Security
publisher: elseif
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# AIクローラー向けレンダリングページで価格情報が古いまま残る問題

JavaScriptを実行しないAIクローラーには、ブラウザでレンダリングされた別バージョンのページを提供する仕組みが一般的だが、そのコピーに古い価格情報が残存する可能性がある。テストサイトでの検証により、人間が見るページとAIが見るページの内容がほぼ一致する一方で、重要な数値データが更新されていない事例が確認された。

2024年のVercelとMERJのトラフィックデータによると、ChatGPTのクエリでJavaScriptファイルが占める割合は11.5%、Claudeでは23.8%であったが、ダウンロードされたファイルは実行されていなかった。例外はGooglebot経由でページをレンダリングするGeminiのみである。Web Almanac 2025の調査では、JavaScript実行前後のページ内の単語数の中央値の差は16%から18%と報告されている。

検証では、User-AgentにGPTBotが含まれるリクエストに対して、キャッシュされた古い価格4500ルーブルと日付「9月1日」を含むページが提供された。一方、人間ユーザーには4900ルーブルと「10月20日」が表示された。テキストの類似度は97%と高かったが、価格という重要な情報が不一致であった。また、AI向けページにのみ「ロシアで最も優れたサービス」という文言が追加された場合、類似度は92%となった。

Profoundは、動的レンダリングはクローキングではないと主張しているが、これはレンダリングされたページがブラウザの出力と同一であるという前提に基づくものである。実際のページ内容の正確性はサイト管理者の責任である。Googleは動的レンダリングを一時的な回避策と位置づけ、サーバーサイドレンダリングを推奨している。AIエージェントモードのブラウザは通常のChromeと同様に動作するため、User-Agentベースの識別ではコピーページを受け取れない可能性がある。
