OpenAI、国内企業向けにAI活用型サイバー防御戦略を提示
2026年10月19日 · 読了 1 分
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OpenAIは10月16日、韓国の企業経営層を対象に、人工知能を活用したサイバー攻撃への対応戦略を発表した。この戦略は、企業システムの脆弱性を事前に発見し、修正まで支援する仕組みを核としている。
同社は同日、ソウルのウェスティンホテルで、最高情報セキュリティ責任者ら約60人の経営幹部を招き、AIが変えるサイバー脅威と企業の防御策について議論するラウンドテーブルを開催した。AI技術の進化により、攻撃者がソフトウェアの弱点を見つけ攻撃経路を分析する能力が高まり、企業の対応時間が短縮されていると説明した。
OpenAIは、企業が自社のコードや運用情報をAIに提供することで、攻撃者よりも有利な条件で具体的な脆弱性分析が可能になると強調した。このアプローチにより、反復的な分析作業を削減し、脆弱性の発見から修正結果の確認までを一貫して支援する。
発表では、企業向け統合サイバー防御ソリューション「Daybreak」が紹介された。これはOpenAIのAIモデルと開発ツール「Codex」、セキュリティツール「Codex Security」を既存のセキュリティ業務に接続するものである。Daybreakはコードを解析して脆弱性を特定し、制御された環境で悪用可能性をテストした上で修正案を提示し、修正後の検証まで行う。
また、AIエージェントと既存のセキュリティ・開発ツールを連携させ、脆弱性を継続的に監視・解決する運用体制「Defense Factory」も披露された。OpenAIは、AIに付与する権限の範囲を事前に設定し、重要な変更は人間がレビューする必要があると述べた。セキュリティの成果は、発見した脆弱性の数ではなく、リスクを解決するまでの時間や修正結果の検証状況で評価すべきだと指摘した。