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ノウス・リサーチ、9000万ドルの資金調達で企業向けAIエージェント事業を本格展開

2026年10月11日 · 読了 1 分

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Homa Appliances / Unsplash

オープンソースAIエージェント「ヘルメス」を開発するノウス・リサーチは、シリーズBラウンドで9000万ドルの資金調達に成功し、企業向けAIエージェント事業への参入を正式に発表した。

今回の資金調達ラウンドはロボット・ベンチャーズが主導した。参加した投資家には、エヌビディア、ユニオン・スクエア・ベンチャーズ、メンロー・ベンチャーズ、サムスン、ドナルド・トランプ・ジュニアがパートナーを務める1789キャピタルなどが含まれる。ノウス・リサーチは、この調達により企業価値15億ドルを評価され、累計調達額は1億5800万ドルに達した。

同社は2023年の創業以来、ヘルメスエージェントを通じて開発者や個人ユーザー市場で急速に影響力を拡大してきた。同エージェントは現在までに2400万回以上フォークされており、世界のAIトークン使用量の約2.5%を占めている。年間経常収益(ARR)は2025年9月に3600万ドルに達し、年末までに1億ドルを超える見通しだ。

調達資金は、新たに発表した「ヘルメス・フォー・ビジーネス」の展開に充てられる。このサービスは、企業が独自の業務フローに合わせてAIエージェントを構築・展開することを支援する。特に、複雑な多段階タスクの処理能力と、企業データや個人情報のセキュリティを重視した設計が特徴である。

また、ノウス・リサーチはAIモデルの実際の作業遂行能力を評価する指標「ヘルメス・インデックス」も公開した。これは、異なるAIモデルを同一のエージェント環境で実行し、実際の作業性能とコストを比較するものである。評価には「ヘルメス・ベンチ」や「ターミナル・ベンチ4.0」など4つのテストが用いられ、平均スコアでモデル間の差を測る。